事例レベル分類表

病院の医療安全|インシデント・アクシデント事例

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事例レベル分類表
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”インシデント” と ”アクシデント” を分類する場合には、事例の状況によりレベル分類を行います。
それぞれの施設で分類方法に違いがありますので、一例を紹介します。










事例レベル分類表




インシデント・アクシデントのレベルの分類は、その内容によって ”レベル0” ”レベル1” レベル2” ”レベル3” ”レベル4” ”レベル5” ”その他” に分けられます。

インシデントとアクシデントは、患者様に「治療の必要性」があったかどうかで分けられます。



インシデント ⇒ レベル0・レベル1・レベル2 : 治療の必要性なし

アクシデント ⇒ レベル3a・レベル3b・レベル4・レベル5 : 治療の必要性あり










インシデント




【レベル0】
間違ったことが実施される前に気付いた場合


【レベル1】 
間違ったことが実施されたが、患者様かつ職員には影響・変化がなかった場合


【レベル2】 
間違ったことが実施されたが、患者様もしくは職員に処置や治療を行う必要はなかった。
(患者観察の強化、採血やレントゲン検査などの必要性は生じた)










アクシデント




【レベル3a】
事故により、患者様もしくは職員に簡単な処置や治療を要した。
消毒、湿布、皮膚縫合、鎮静剤の投与など)


【レベル3b】
事故により、患者様もしくは職員に濃厚な処置や治療を要した。
(人工呼吸器の装着、骨折、手術、入院日数の延長、外来患者の入院など)


【レベル4】
事故により、永続的な障害や後遺症が残った。


【レベル5】
事故が死因になった。


【その他】
盗難、自殺、災害、クレーム、発注ミス、針刺し事故など







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